在りし日の小次郎
青土社。ペトリ・レッパネンほか。
大量消費されるためのコーヒー作りと、持続可能なコーヒーを作る農家の戦いを対比した一冊。
私はコーヒーを飲むと胃が痛くなるので飲むことができなかったのだが、この一冊を読んで、それは品質の悪いコーヒーからではないかと考えて、割合高めのドリップコーヒーであれば、そこまで胃が痛くならないことが判明した。
持続可能な形で少量だけ収穫され、適切な管理がされたコーヒー豆であれば、甘さも感じるというのである。
生産量だけを求めるコーヒー農業のあり方と、持続可能な形でのコーヒー農園、どちらを取るかは我々が選択するほかない。