在りし日の小次郎
築地書館。小林朋道。
シリーズものであるようだが、表題に惹かれて本屋で見て購入。
鳥取環境大学の動物行動の教授である著者が学生の実験や自らの体験や知見について語る一冊。
非常に読みやすい本である。
学生たちが課題に積極的に取り組んでいる姿が微笑ましいし、遊び歩いている学生とは違う(自分もそうだった自戒を込めて・・・)。
ニホンアナグマの実験をする生徒や、ヘビ好きのゼミ生、フィールドワークでアカハライモリを探したりなどなど。
冒頭のニホンモモンガの可愛さには悶絶するしかない。
この大学のノベルティグッズ(モモンガが刻印された自然木のコースター)が欲しいが、物を増やさないことを決めたばかりなので、何とかして手に入れるという意欲をぐっとこらえた。