在りし日の小次郎
文藝春秋。村上春樹。
村上春樹の最新短編集。
雑誌に掲載されていたものをまとめたもので、書き下ろしは一作。
雑誌に掲載されていた時に読んでいたのであるが、少し前のものはかなり忘れていた。
ネットではひどい評価をしている人物もいるが、そうであれば読まなければよいのだし、何かの対談で読んだのだが、数多く読まれると、どうしてもアンチも一定割合はいるから、そういう意見は仕方がないという話があり、なるほどと思ったものであるが。
私としては楽しめたので、特に文句はない。
ヤクルトスワローズ詩集を読んで、本当に自費出版したことがあり、ネットで探した人もいるかもしれない。
作品の中では、ウィズ・ザ・ビートルズと、品川猿の告白がよかったと思う。
そろそろ次の長編が出ないかと思っている。