在りし日の小次郎
新型コロナウイルスの関係で、アルコールやマスク、液体石けんが一時店頭やネットショップの在庫から消えていた。
事務所で勤務弁護士・事務局にはマスクを着用してもらう必要があると考え、また、それぞれの家族分もマスクを準備しないと、家族から感染しては困ると考え、結果的にいろいろなルートからマスクを7000枚程度買った。事務所の所員に400枚ずつくらい配布したのである。偶々弁護修習期間であったので、修習生にもマスクを配布した。
今や店頭でマスクが普通に売っていて、事務所にはまだ在庫があるのだが、いつまた在庫薄になるかもしれないので、まあよしとしよう。
アルコールも在庫薄になっていたので早々に注文し、各人に大きめのものを1本ずつ買って配布した。
打ち合わせ室にはアクリル板を早々に設置した。
その後もアルコール類や液体石けんがなかなかないということで、薬局で見つけてはほぼ毎日買っていた。
最近は事務局から「しばらくもう要りません」と言われる始末である。
在庫がないと嫌な性格なので、事務局にそう言われても、「また在庫薄になるかもしれない」と、せこせこと小さめの携帯用ボトルを買っては、自分の机に置いている。だんだんボトルが仕事をするのに邪魔になりつつある。鞄にも携帯用アルコールを入れて持ち歩いている。
これは性格なのでやむを得ないかなと思っているが、備蓄していればいつか使うことはあるだろうし、在庫薄となった時、よいこともあるだろうと思っている今日この頃である。