寒波到来
一般財団法人労災サポートセンターが発刊している書籍である。
労災の認定基準が詳しく書かれているのだが、交通事故の自賠責の後遺症の認定は、労災の基準を使うこととされているため、交通事故の事件を担当する弁護士であれば、まさに、「必携」である。
以前弁護士会の勉強会で交通事故の講義をした際、参加した弁護士の半分程度がこの本の存在すら知らなかったし、事務所にもないということであった。交通事故の被害者の事件をよくそれでしているなと指摘し、おそらく参加した会員は直ぐに購入したものと思われる。
交通事故の被害者の方で、依頼している弁護士が頼りないのではと思ったら、この書籍が事務所にあるか聞いてみたらよいかもしれない。
令和2年3月に新版(17版)が発刊されているので、情報として書いておくことにする。
一般財団法人労災サポートセンターのホームページの発刊図書のページに購入の方法が書かれている。
今は新型コロナウイルスの関係で、発注してから届くまで少し時間を要しているということであった。
どこが変わったのかまでは、まだフォローできていないのだが、交通事故の被害者の事件を担当する弁護士であれば、恥をかかないよう、急いで購入すべきである。