在りし日の小次郎
令和元年11月9日、10日、毎年開催される全国法曹サッカー大会が開催された。
今年の主催は横浜で、場所は御殿場であった。
2日間快晴に恵まれた大会であった。
私は24年間この大会には出場している(現場には居たが怪我で一度だけ出られない以外は出場している)。
今年は札幌、東北連合、東京2チーム、横浜2チーム、静岡、名古屋2チーム、大阪2チーム、神戸2チーム、京都2チーム、広島、福岡、九州選抜の18チームが通常リーグを戦い、翌日トーナメント、40才以上のレジェンド4チームという構成であった。
私はレジェンドの資格はあるが、懲りずに20代や30代に混じり通常リーグの方で出場したのであった。懲りた方がいいかもしれないが。。。
通常リーグは、他のチームは走れる選手が大会に来ているなという感じであった。
各チームの比較的年齢が上の方は、レジェンド戦に専念されたようで、往年の名選手が通常リーグの試合に出ている様子がなかった。
その意味で、通常リーグは、簡単に勝てる試合は1試合もないようになった大会であった。
【京都ヤング総括】
ヤングは初戦静岡の前半中々点が入らなかったが、後半に入り得点を重ねて危なげなく勝った。なお、ヤングとは京都1チームで、毎年優勝を狙うチームである。私は当然こちらではなく、京都2、京都マスターズである。楽しくサッカーするチームである。
2試合目の横浜2はなんとなくであるが、静岡戦で安心してしまったのか、ふわっとしたまま負けてしまった。
その結果、上位リーグと下位リーグの命運を分ける3試合目は、神戸1との試合になり、何とか2-1で勝ったが、神戸1はやはり強かった。今年は優勝は大阪であったが、大阪とも引き分けている。
レジュレーションに助けられたかと思いきや、今大会は横浜2が鬼門であった。
翌日はベスト4をかけて横浜2と再戦したが、得点をした後すぐに失点してしまい、PK戦で敗退した。これは仕方がないので、40分で決めきれなかったのが全てである。
その後の福岡との試合はマスターズも試合があったので見ていないが、2-1で負けた。気落ちもあったのかなと思う。まあ、福岡は昨年の優勝チームであり、当然強いはずではある。
最終戦東北選抜とは勝ち、7位であった。
うちのチームは蹴りまくるサッカーではなく、本来はつないで崩すというサッカーであり、近代サッカーでよく言われるところの、サイドバックがかなり重要なポジションのチームであるが、サイドバック陣に怪我が続出したことも敗因の一つであろう。
身も蓋もない言い方をすると、うちのチームは御殿場ではだいたい過去成績が悪くて、相性が悪いというところもあったかと思う。
前も、御殿場でけっこう下位になったあと、京都1は復活したので、転機になる大会であるともいえる。切り替えて頑張っていきたい。
【マスターズ総括】
私の所属するマスターズはなんと初戦福岡に先制したが、先制後浮かれてしまい2分で追いつかれた。追いつかれるのが我々マスターズである。逆転されなかっただけ収穫であった。この試合はかなり出場した選手は必死に走って、昨年の優勝チームである福岡とも対等にやれるというところが示せたのは本当に収穫である。私も10分だけ出場した。
また、全般的にゴールキーパーのO君には救われた。ちみなにO君はうちの元修習生である。
2試合目神戸2戦は、後半ディフェンス陣が崩壊してしまい、得点してもまた失点を繰り返して敗退した。神戸2に負けるのは久しぶりである。アップ不足、体重の増量による走力の低下、体重は変わりないものの走れない選手など、心当たりのある選手は来年に向けて頑張ってもらいたい。
あと、遅刻してくると、こちらの采配にも狂いが生じるので、初戦間に合わないなら間に合わないとか、予め連絡しろよと何人かの選手に心の中で思った。連絡報告相談は弁護士の基本中の基本である。
3試合目の名古屋1は、いいようにやられた。強かった。あの境地にマスターズが行くことはないと思うので、まあこれは仕方ないと思う。
2日目札幌戦は、札幌は少ない人数ながらこちらよりもよく走っていた。若かった。札幌のメンバーですごい怒られていた、Kくんのメンタルが逆に心配な試合であった。軽くひねられた。
東京アダルトチームとの試合は、簡単な決定機を2回外したことが全てである。これもまた負けた。
最終戦の九州選抜戦は、九州選抜も冒頭に書いたとおり若いコだけで構成されていて、全く違うチームになっていた。相手がフレッシュな状態だったら、結果は違っていたかと思う。
S君は、ポジションはトップだったのですが攻められている時はボランチの位置まで下がって守備もしてくれて、得点をしてくれた。ありがとう。1-0で勝利して、18チーム中16位であった。
結果的にはいつも通りある程度負けたが、最初福岡と引き分けて、最後は勝ち点3を取れたので、最初と最後がよかったので全般的にはよかったと思う。
ただ、来年、マスターズが今のままだと、他のチームは走れる選手ばかりが出てくるので、大会がただただつらいものになるように思った大会でもあった。
言うだけ言っている私自身もさっぱりであったので、精進したいと思っているが、あるいはレジェンドに専念するかもしれない。。。
【最後に】
大会運営をしてくれた横浜チームの皆さん、ありがとうございました。