寒波到来
4月1日からが弁護士の世界では新年度となる。裁判所や検察庁でも同じである(定期異動の時期は4月1日付である。)。
昔は修習が2年で、法律家になるのがこの時期であったからであろうかと思っている。
弁護士会の役員の任期も3月末で切り替わる。
本来なら4月1日にこの記事を流すべきであろうが、月曜日は今週の小次郎と決めているので、火曜日となった訳である。
これで、弁護士になって24年目に入ることとなった。
なりたてのころは弁護士20年選手は超ベテランで雲の上の人のように思えたが、自分がなってみると、特段長くやったという実感もなく、経験は積んだとは思うが人間としての中身は25歳で弁護士になった頃とさほど変わりがない。日々の仕事をしていると、あっという間に月日が流れて、50歳が見えてきた。
今年はどんな年度となるか。元号も5月1日に変わり(4月1日で変わると思っている人が世間では多いようであるが)、人間としての高みには登れそうにないが、日々の仕事を誠実に行う中で何かが見えてくるかもしれない。