在りし日の小次郎
上下巻。竹書房文庫。ジェームズ・ロリンズ。
シグマフォースシリーズの外伝であり、ケインというとてつもなく賢い犬も主人公の1人である。
チューリングは第二次世界大戦でドイツ軍の暗号を解読した天才だが、このチューリングが残した全世界を変えうるほどの遺産が残されており、その遺産を使えば全世界のミリタリー・バランスを変えられるということで物語が進むフィクションである。
ケインが傷ついたりすると、どうしても小次郎のことを考えて感情移入してしまう。
犬はいいやつである。
今年度はこれを書いている時点で106冊の本を読んだ(読書日記に書かなかったもの、まだ書けていないものも含む)。
何とか、月10冊程度、年間120冊を読みたいのだが、今年も達成できなかった。
今手元にある読めていない本を読むペースより買うペースが速いこともあり、本が増える一方である。
年末年始に、少しでも読めればと思っている。
皆さんも、読書しませんか。