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今日から71期修習生の2回試験ということである。
司法試験に合格しただけでは修習生になれるだけであり、2回目の修習終了時の試験に合格しなければ実務家になれないのである。
私は48期で、司法研修所が和光に移転した1期生であり、そのときは、和光に移転したので大量に落第者が出されるというデマが飛んだりしており、研修所がピリピリしていた記憶がある。
私は合格さえすればいいという考えであったので、後期修習(実務修習地での実務での修習が終わった後の2回試験前の研修所で行われる座学修習)中にもっとも上達したのはバスケットであった。
当時は修習期間は2年であり、ゆったりとしていたこともある。
体育館でバスケットをよくやっていたことを思い出す。
成績は取り寄せたことがないので分からないが、まあ合格して今ここにいる。
その後は合格者も増えて大量に不合格者もでているようであるが、71期修習生の皆さん、何とか頑張ってください。
実務家になれば、試験はないものの、仕事をした結果が実務家としての成績のようなものであり、日々調べ物をし、考え、書面を書くという作業は、実務家でなくなるその日まで続くのである。