読書日記「百年の孤独」
自宅の勝手口のところにカマキリがいた。
大きさからしてメスであろう。
自宅の庭などにはカマキリの卵が産み付けられているが、孵化すると小さいカマキリが庭を歩いている姿がたくさん見られる。すごく小さくてもカマキリはカマキリであり、カマをシャーッという感じで構えて威嚇している。
たくさん孵化した中で生き残ったうちの一匹であろう。
小学生の頃であれば捕まえて虫かごに入れたが、50歳近い今は、命をつないでいくこうした虫の姿にも何か感動を覚えるのである。
カマキリのオスは、交尾をするにも命がけで、メスに食べられてしまうことがあるという話をよく聞くが、カマキリのオスが食べられるというのは自然界ではほとんどなく、動く物は何でも捕らえてしまうメスの習性があり、運の悪いオスが捕まると、食べられるということでそのまま食べてしまうということのようである。
虫は熱中症にならないのか、私が見ていると、カマをシャーッと構えていた。