酒席のマナー

中隆志

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 酒席のマナーも、場所によって色々だが、バーは、酔うために行くところであるので、カウンターに大人数で押し掛けてワイワイ騒ぐところではなく、静かに会話を楽しむべきであろう。
 グデングデンになるまで酔うべきでないのもバーである。

 クラブのようなところでは、バーよりは緩やかだが、貸し切りでもない以上、通常は他の客がいるので、仲間うちだけで羽目を外すということはもってのほかであり、楽しむとしても、他の客に失礼がない程度にすべきである。

 私は他者に気を遣えない人間は基本的に嫌いであるため(気が回らないような人物ともいえる)、こういう客は根本的に嫌いである。信長であれば一瞬で斬られているであろう(信長は、気が回らない武士が大嫌いであった)。

 ここのところ、何度かサラリーマンの集団で、自分達しか店にいないかのような態度で騒いでいたグループがおり、いい歳をして酒の飲み方も知らないのか、という気持ちになった。
 時期的に歓送迎会などがあるのだと思うが、騒ぎたければ、カラオケボックスででも騒げばよいのである(大学生がカラオケボックスで騒いでいたとしても、それは閉じられた彼らだけの空間であるから、どうぞ騒いでください、ということになる)。

 会社ではそれなりに偉そうに訓示を垂れているのであろうが、酒席の姿が本当の姿の一つであろうと思うので、そういうサラリーマンに部下を率いる資格はない。

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