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新潮社。高野秀行。
未確認生物を探したり、辺境に行き、それを書籍化している著者がアジアで納豆をめぐる旅を続ける一冊。
納豆は日本の伝統食と考えていたが、アジア諸国にいろんな納豆があることがわかる。
そして、納豆はワラでないとできないという先入観があるが、実はそうではなく、様々な葉でくるんでも納豆はできるのである。
著者はアジア各国をひたすら納豆を探して駆け巡り、そして、日本でも古来の納豆製造を求めて駆け回り、さらに、自分でも納豆をいろんな葉で作ってみせる。
納豆好きでなくとも、この一冊は面白い。
納豆好きな著者の飼い犬もとてもかわいいのである。
ちなみに、私は大阪の人間なので、「納豆食べられないでしょ」とあたかも弱点のように言われることがあるが、私の母の母(私からすると祖母)が東京の人であったので、母親が普通に納豆を食べるため、普通に納豆を食べている。
残すところ働く日は本日を入れて5日。
来週も頑張りましょう。