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「サザンオールスターズ 1978-1985」
サザンの表題の時機の音楽活動や楽曲について筆者が熱い思いを語る一冊。曲の点数について、納得出来ないところもあるが、それはプロと素人の違いなのかもしれない。サザンファンには是非。
「ニホンオオカミは消えたか?」
絶滅したはずのニホンオオカミが生きているのではないかという期待を抱かせる一冊。こういう本が大好きである。仕事のため行けないが、現地に行ってみて私も探したいと思う。
「WOLF」
小説であるが、前述の著書で出ている情報がふんだんにちりばめられていて、後、日航機墜落のことも出てきて、色々とうならせられる一冊。
「グァンタナモ収容所で何が起きているか」
アメリカの正義が、その陰でどのような形で行われているか、その真実を知った時、正義とは何かと考えさせられる一冊。
「クマ問題を考える」
ツキノワグマによる人の被害がなぜ起こるか、現在のクマが人を恐れないのはなぜか、本当に山の食料だけで片付けられるのか、是非とも勧めたい一冊。
「ニホンカワウソの記録」
これまた絶滅したとされているニホンカワウソの話であるが、今でも四国のどこかでカワウソが生きていると信じたい。
「日航123便 墜落の真実」
これも是非とも一人でも多くの人に読んでもらいたい一冊である。公表されている事実が、いかに目撃証言や客観的状況と異なっているかがわかる。
「水底の女」
順位はつけないと言ったが、これが一位であることはゆるがない。なぜなら、レイモンド・チャンドラーの新訳だからである。村上春樹訳には批判もあるようだが、私はとても楽しく、愛しみながら読めた。
短編を訳してくれないだろうか、と思う。
あるいは、マーロウものを村上春樹が書いてくれないかと思う。
もちろん、清水訳は大学の時に全訳読んで(大いなる眠りだけ別訳で、それも大学時代読んだ)、それからのチャンドラーファンというか、チャンドラーに心酔した私としては(もう25年以上になる)、村上春樹訳に会えないのが寂しい。
ちなみに、チャンドラーは旧訳の短編集も、新訳の短編集も出ていて、全て持っており、チャンドラーの自伝など、手に入るものは全て読んでいる。