書面を書く時
京都駅は人が多い。外国人観光客や夏休みに入り旅行に来た日本人観光客もいるし、当然ビジネスでの移動の方もおられるので、混雑している。
混んでいる京都駅で、子どもさんを二人連れておられ、両手に1人ずつ子どもさんと手をつないでいる母親が居たのであるが、非常に混んでいる駅の中で、子ども達はそれぞれ手を一杯に伸ばして歩いているので、非常に横幅を取る状態で歩いていた。
見ていると、当然、通行している人の邪魔になり、より混雑を引き起こしていた。
中にはその母親をにらむビジネスマンもいたのだが、逆にその母親はにらみ返していた。話をしている言葉からすると、日本人である。
暑い中、子どもさんを2人連れて歩くのは大変だろうし、子ども達が出かけるということで、テンションが上がり、横一杯になって歩いてしまうというのも分かるのだが、非常に混雑している駅であるから、やはり子どもさんと手をつなぐのは当然としても、自分の近くに来るように(叱るまではいかくなくとも)言って、せめて幅を取らないように歩けないものかなあと思って見ていた。広いところで広く歩けばいいのである。
昔はああいうことをしていると、頑固親父のような人によその子でも叱られたものであるが、今はそんなことを下手にすると、親からキレられるということもあるから、中々みなよその子を叱ることもしないであろう(私もやはり敬遠してしまう。)。
歩きスマホ同様、他人に迷惑をかけていても、自分がよければそれでよいというのは、少し違うのではないか、と思う真夏の1日であった。