書面を書く時
事故態様:依頼者が原動機付自転車を運転して、丁字路交差点を直進していたところ、加害者運転の原動機付き自転車が安全確認不十分のまま同交差点に進入し、依頼者の運転車両の前に進入したため、依頼者は加害者運転車両との衝突回避のため急制動の措置をとることを余儀なくさせられ、車両もろとも路上に転倒させられた。
事故の結果:依頼者は右足根骨骨折、右足舟状骨骨折、右臼蓋亀裂骨折、左上二歯冠破折、上口唇裂創等の傷害を負い、治療期間約一年以上を経過して症状固定となった。
当方から加害者の自賠責保険に後遺障害等級認定申請を行い、右下肢の症状について後遺障害14級9号の認定を受けた。
方針、解決内容:任意保険会社と交渉を行い、物損と人損合計約500万円の賠償額で示談が成立した。
過失割合は依頼者30:加害者70となったが、粘り強く交渉を行い、166日間の休業損害や歯科治療の将来治療費も一定額損害として認められた。
なお、歯科医師や整形外科医師に当方から照会を行ったり、意見を伺うなどの対応も行っている。
担当弁護士は紀でした。