弁護士にとってのゴールデンウィーク

中隆志

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 前にも書いたが、弁護士にとってのゴールデンウィークは、起案する期間であったり、記録の読み込みをする時間であったりする。
 私自身も、連休中にする仕事を今から上げているが、新件の記録の検討2件(関連して検索した判例の読み込み)、引き継いだ記録の検討1件、準備書面2つ、尋問事項の作成が最低ラインである。
 5月の1日と2日を休むという優雅な事務所もあるかもしれないし、ないかもしれないが(村上春樹風)、少なくとも私には休むという選択肢はゼロ~(ニュースゼロ風に言ってください)である。
 1日と2日も打合などで既に詰まっていて、ここでは書面作成などはできないので、結局、連休をつぶすことになる(全てではなく、何日かは休みたい)。
 最低ラインをできるだけこなして、先の事件の検討も済ませたいところであるが、仕事が嫌いかと言われれば好きであるので、嫌なことを渋々している訳ではないだけマシであろう(中には嫌いな仕事がない訳ではないが、全般的という意味。)。
 連休にフェィスブックなどで出かけている弁護士の姿を見ると、「優雅やなあ」と思ってしまうが、きっと私などより儲けられているのであろう。
 みなさん、よい連休を。

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