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私の飲み友だちであり、師匠であった中村利雄先生が亡くなられて2年が経過した(昨日が命日であった)。
事件で悩んだり、進退に悩むと、酒を飲みながら中村先生によく相談していたものであるが、それができなくなったことが寂しく、悲しいのである(当然、守秘義務に反しない限度で)。
今は、悩んだ時は中村先生であればこういう時に、どのようなアドバイスをしてくれるであろうかと考えて答えを出すようにしている。
常に依頼者のことを考え、事件のことを考え、事件解決だけではなく、その周辺の方々の人生まで考えていた中村先生と同じような仕事ができるよう(個性があるので、やり方は異なれど、姿勢の問題として)、精進していきたいと思うのである。
京都でも中村先生の好きだった桜が咲き出しているが、桜を見ると中村先生を思い出すのである。