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特殊な分野の本がないかなと思って検索すると(ネットがなかった時代は本屋で探すしかなかった訳だが)、学者の方はニッチなところでも本を書いておられたりする。
裁判例なども整理されていて、大変役立つのである。
福知山花火大会の爆発事故が発生した時に、火災に関して何か書籍はないかと探したところ、絶版になっていたため逆に価格は高かったのだが、「火災の法律実務」「火災と刑事責任」などの本が出ていることがわかった。火災の法律事務津は群馬県弁護士会が発刊したものであったが。
失火責任法について調べた時も、「失火責任の法理と判例」という本が見つかった。これも古本だが高かった記憶である。
学者の方はあまりメジャーでないところについても本を書かれていることがあり、これぞ学者の仕事であると心の中で感銘を受けながらせこせこと調べ物をするのである。
地道だが、調べ物をするのが好きでないと、弁護士はできないのである。