在りし日の小次郎
真田太平記もDVDを持っていて全巻見たのであるが、昨年末に終了した真田丸も全話見ており、現在、日曜日の18時(BS)か、20時(地上波)になると、「真田丸を見なければ」と思って、「そうか。終わったんだった」と気づいてがっかりする日々である。
幸村については過去にブログで書いたので詳しくは書かないが、希有の武将であったといえる。
徳川軍に戦意が乏しく、実戦を経験した武将が少なくなっていたとはいえ、寄せ集めの部隊で、大阪の陣であれほどまでに活躍できたというのは、神がかっていたとしか考えられない(今なら神ってるというのか)。
脇役もキャストが抜群で、家康、秀吉、三成、信幸など、この人を持ってくるか、というキャスティングばかりであった(他にもたくさんいますが、書くときりがないので)。
その中でも、中盤までの主役であり、本編でほとんど主役を食ってしまったといえるのが、真田昌幸(草刈正雄)であることは、真田丸ファンの間で酒を飲みながら話をするときの一致した意見である。
真田太平記では丹波哲郎が演じていたが、丹波哲郎的なところもあるが、やはりそれとはひと味違った昌幸を演じた草刈正雄の演技は圧巻であった。
太平記では幸村を草刈正雄は演じていたので、親子を圧巻の演技で演じきった訳である(太平記では、ちなみに、遙くららがものすごくいい役である。)。
太平記のDVD同様、Blu-rayボックスを買ってしばらくしてから見直すかどうか、悩んでいる今日この頃である。