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コラム

言っていることと真逆なことをする人

2016年10月7日

コラムカテゴリ:法律関連

 昨日のニュースを見ていると、インターネットなどを通じて性被害根絶を訴えていた教育コンサルタントの社長が、Twitterで知り合った15歳の少女に対して現金4万円を渡す約束をして、わいせつな行為をした疑い(児童買春)で逮捕されたという報道がされていた。
 しかもお金を払わず立ち去ったという。容疑は認めているということである。

 もちろん無罪推定の原則があるから有罪が確定するまでは何ともいえないが、これが真実だとすれば、言っていることと真逆のことをしていたわけである。
 
 これまた無罪推定の原則が働くが、どこかの市会議員も「税金の無駄遣いをなくす」ということをスローガンにしていたにも関わらず、妻に収入があるにも関わらず生活保護を受給させた疑いで逮捕されていた。これまた事実とすれば格好の悪い話である。

 弁護士でも、普段弁護士会で人権がどうだとかいいながら依頼者から酷いお金の取り方をしている事例にぶち当たることもあるし、ある場面では消費者救済といいながら、その裏では消費者を苦しめる活動をしている人もいる。

 私もそうならないよう、注意しよう。。。

 みなさん、いい三連休をお過ごしください。

この記事を書いたプロ

中隆志

被害者救済に取り組む法律のプロ

中隆志(中隆志法律事務所)

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