読書日記「凱風館日乗」
自分で書面を書いていると(書くというより打ち込んでいると)、頭の中では「こう書いた」つもりが違った内容になっていることがある。自分では書いたつもりで読むので、中々気づかない。
そのため、提出する前には全ての書面を事務局に誤字脱字チェックをしてもらうことになる。
自分では完璧に書いたつもりでも、多数ふせんが貼られて戻ってくるとショボンとなる。
こういう誤字脱字チェックを経て提出した書面でも、裁判所にかかると、「ここが違います」と言われることもある。
人の書いたものはよく見えるからであるが、誤字脱字は自分の書いたものだと気づきにくいものである。