判決和解速報7月6日(交通事故、示談あっせん)

中隆志

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 事案の概要:依頼者が車を運転中、信号待ちで前の車列に続いてていしていたところ、後方から加害者運転の車両が追突したという交通事故。
 依頼者は頸椎捻挫、腰椎捻挫等の傷害を負い、治療期間約1年で症状固定となった。当方から自賠責保険に被害者請求を行い、頚椎の症状につき後遺障害第14級9号との認定を受けた。
  依頼者の運転車両については、本件事故による損傷部位を修理したが事故車となり評価損が生じた。
  方針:相手方保険会社と交渉を行ったが、人損については主に休業損害及び逸失利益の金額に開きがあり、物損については争ったため、日弁連交通事故センターの示談あっせん手続の申立を行い、同手続において話し合いを行った。
  結果:示談あっせん手続において事案が丁寧に検討され、人損については、逸失利益と慰謝料について増額をすることができ、物損についても評価損を一部考慮した解決を図ることができた。
 賠償金総額は500万円を超えるものでした。
 担当弁護士は紀です。

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