寒波到来
2次会には行くなというタイトルの本が売っており、中身は読んでいないが、私は2次会には行くべしという考え方である。
体調のこともあるし、懐具合もあるだろうし、全ての2次会に行くべしとまではいわないが、たいていの若手弁護士は2次会に来ず、帰ることが多い。
若手とベテランを比較すると、ベテランの方が忙しいのであるが、ベテランの方が処理能力が早いため、若手が仕事に時間がかかるというところもあるだろうが、2次会に行って様々な人と話す方が、今後の仕事の財産になったりする。
2次会で先輩方から聞いた話が事件処理の中で役立っていることは多々ある。危機管理の問題であるとか、あるいはゴシップ情報とか、笑い話とか、ベテランから話を聞くことができれば、今後の弁護士人生に役立つのである。
司法修習生も同じで、私が修習生の時は1次会で帰るというようなことは考えられなかった。
無理のない範囲ではあるが、私は2次会に行くべきであると思っている。
2次会に行かずにお酒の入った状態で事務所に戻ってもたいした仕事はできない。
それよりは、長い目で見て、「いい話」を聞くことができる2次会の方に顔を出す方がよぼいいのである。