読書日記「百年の孤独」
女子大生風俗嬢という本を先日読んで、現在の学生の一部がどれほど苦境に立たされているかということを知り、そのことを話をしていた。
それだけお金がないなら、大学行かなかったらいいではないか、という意見もあったが、私はそれは金を持って成功しているものの論理であると思い、そのように返した。
家が貧乏でどうしようもない中、大学で学んでいいところに就職したり、資格を取って現状から這い上がりたいという思いでいる人にそれは失礼だろうと思ったのである。
格差が開く一方の日本の縮図が今大学にあるようである。
親の金で何不自由なく遊んでいる学生と、親に頼れず自らの身体を売って学費や生活費を稼ぐ学生がいるのである。
その理由は「女子大生風俗嬢」という新書を読んでもらたいたいが、能力のある人が大学を出られるようにできる制度設計をしようとする政治家はいないのであろう。