読書日記「百年の孤独」
事務所を新設して披露に行くと、人があまり来ていない披露宴もある。
たまに、「●●さんの披露宴に行く?」と聞くと、「あの人、私の時に来てくれてないし、お祝いも持ってきてくれなかったから行かない」という話を陰で聞く。
弁護士会の選挙などで投票のお願いをされた人が、陰で、「あの人はお祝いをしてくれなかったから投票してあげない」とか、何か依頼をされた人が、「あの人に祝いをしてあげたけど、御礼の一言もなかったから言うことを聞くつもりもない」「あの人に前にムチャクチャ偉そうに言われたから聞かない」などという日常のつきあいが後々たたってくる例をよく聞く。
人つきあいはきちんとしないといけないということであろう。
私の元ボスや故・中村利雄弁護士は、そうしたつきあいを本当にきちんとされていたし、また、若手にも偉そうにいうことは絶対にしなかった。
日常の対応の仕方で、後から自分に返ってくるのだと思い、自分も気をつけようと思うのであるが、多分、気をつけてできることではなく、人としてのあり方なのであろう。