読書日記「百年の孤独」
先日、弁護士ほか士業等を集めて私が主催している毎年恒例の新年会を開催し、1次会は70名程度の参加があった。
2次会は祇園のクラブに行ったが、20名ほど居たので、全員のお酒が揃うまで少し時間がかかるのが普通である。
こういう場合、全員のお酒が揃って、誰かが乾杯の発声をして、初めて口をつけるのがまあ礼儀でもあり、ならわしである。
しかし、1人だけ12月に弁護士登録したばかりの男性弁護士が、超新人であるにも関わらず、乾杯が始まる前に口をつけて何回かグビリグビリとやっていた。
当然、その中でももっとも先輩弁護士である私も前には酒があるが、飲まずに待っているわけである。
細かいことかもしれないが、こうした周囲の状況を見られずに、礼儀を失したような行動を取るということは、弁護士として気を回すこともできず、いい仕事ができないであろうし、こうした事務所のボス弁はこの後大変であろうと思って見ていた。
注意をしようかとも思ったが、よその事務所であるし、そこのボスも来ていなかったので、やめておいた。
非常に小さいことかもしれないが、小さいことの積み重ねで弁護士という仕事は成り立っていて、小さいことをおろそかにする弁護士に、いい仕事はできないと思うのである。
以上。