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今年は仕事上はともかく、個人的には様々なことが多すぎた。
4月には酒飲み友達の中村利雄弁護士が亡くなり(これは多くの人々に悲しみを未だに与え続けているだろう)、5月には13年間私に笑顔と癒やしをもたらしてくれた初代小次郎が亡くなった。
その後、家族が倒れたこともあったし、犯罪被害者支援センターの元事務局長を務められていた宮井さんが亡くなられた。センター立ち上げの時から一緒にやってきた戦友のような女性であった(私は今もあまりセンターにとっては役に立っていないであろう理事を続けている)。
元勤務していた事務所で経理を当時担当されていた生駒さんという男性も亡くなられた。
同じJRの駅から通勤していたので、来られる時には同じ電車に乗って一緒に通勤し、まだ若かった私に色々なことを教えてもらった。
主治医の呼吸器科の先生も急死された。7月には少し入院するからと言われていたが、医院は再開されず、いつ再開されるかと思っていた矢先、9月に亡くなられた。
私が喘息で困っていた時に、色々な病院で色々な病名を告げられて検査ばかりされて原因不明と言われて困った時に知人の弁護士の紹介で行かせてもらい、「喘息以外の何物でもないよ」と断定されて、他の可能性を他の医師に言われていると告げたところ、一笑に付されて、それによって私は命びろいしたと思っている。
あの先生に出会わなければ、私はいい加減な医師にいい加減なことをいわれて、死んでいたと思っている。
別に厄年でもないし、自分自身には健康上も仕事上もさしたる問題もなく順調だったのであるが、自分に取って大事な人や犬が死んだ今年は本当に何という年だったろうと思っている。
もちろん2代目小次郎が家に来てくれたりなど、いい事もあったが、悪いことの方が多すぎた。
今年も残りわずかであるが、もう、何事もなく終わって欲しいと思っている。
来年が、私にとっても、このブログを読まれている方々にとっても、素晴らしい年になって欲しいと切に思っている年の瀬である。