読書日記9月7日

中隆志

中隆志

「司馬遼太郎短編全集11巻」文藝春秋。司馬遼太郎。
 豊臣家の人々というタイトルで豊臣家のことが書かれている。その他、細川ガラシャを描いた作品も収められており、戦国時代の短編が多い一冊である。
 個人的には、細川ガラシャを描いた、「胡桃に桃」が秀逸であった。

「子どもの貧困連鎖」新潮文庫。保坂渉ほか。
 共同通信が連載したものを文庫化にあたり加筆修正したもの。
 子どもの貧困の実態についていつか読まないといけないと思いつつ、ようやく読めた。
 今では報道もされるようになった、中々見えにくい子どもの貧困という問題にいちはやく鋭く切り込んでいる好著である。
 こういう状況を打破するのが政治家の仕事だと思うのであるが、この国の政治家達の仕事ぶりはどうであろうか。

「モノがないと快適に働ける」東洋経済。土橋正著。
 できるだけ必要なものだけで仕事をしている筆者がそのノウハウを明かす。
 弁護士の仕事にはあまり使えそうにないところが多数であったが、私の机はモノであふれかえっているので、この本を読んだことをきっかけにして少しでも整理の足しにしたい。
 しかし、仕事には要らないものをそれでも机に置いておくというのもアリではないかとも思ってしまうのが私の悪いところで(先日、突然ガンダムのモビルスーツのギャンのフィギュアが欲しくなり購入して飾っている) 、それもまたアリではないかと思っている時点で、筆者のようにはなれそうもない。

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