読書日記「百年の孤独」
小学生の時は夏休みの宿題は大半を一週間くらいで片付けて、後は和歌山の父の故郷で釣りをしたり、川で泳いだりして夏を過ごしていた。
自由研究と絵をかくくらいを残して先に仕上げていたのである。
時は流れ、弁護士になっても夏休みの宿題はある。
裁判所が夏期休廷の間に、時間をもらった準備書面を書くのである。
あるいは、複雑な訴状などをこの期間に書く。
ということで、長期間の休みなどを取ったことはなく、裁判が休みの間に毎年せこせこと書面を書くのである。
弁護士の仕事はアリの性質がなければできない仕事であろう。
きりぎりすのように、夏の間遊ぶこともできない。
裁判官も似たようなもので、きっと夏休みとはいえ、判決の起案をしているはずである。