読書日記「百年の孤独」
先週日弁連に出張していたので週末にまとめて新聞を読んだところ、20日の読売新聞夕刊に豊中で児童の登校中の小学生の列に乗用車が突っ込んだという記事が掲載されていた。小学生ら5人が重軽傷を負い、1年生の男児(7歳)が頭を強く打って意識不明の重体だという。
亀岡事件の被害者の事件を担当している弁護士の1人として、こうした事件に接する度に、暗たんとさせられ、また、怪我を負われたお子さんの親御さんたちの心痛を考えると、いたたまれない気持ちになる。
読売新聞によれば、被疑者は「ちょっとぼーっとしていたかも」という話をしていたということであるが、怒りがこみ上げる、いや、怒りしかこみ上げない話である。
こうした事故が起こる度に、小学生の通学路について、出来るだけ車道がない道を選ぶとしても限界があるだろうから、子どもたちの危険を少しでも除去する手段が取れないものかと考えてしまうのである。
重体となられているお子さんの回復と、怪我をされた方々の回復を心からお祈りいたします。
そして、加害者は適切な処罰を受けるべきである、と思う。