読書日記「百年の孤独」
「本で床は抜けるのか」西牟田靖。本の雑誌社。
多くの本を所有するライターの筆者はアパートの一室を自宅とは別に借りていたが、その床が抜けるのではないかという思いから、重みで床が抜けた事例や、どうすれば抜けないかということを調査しはじめる。
途中で違う話も入るが、私も自宅に多数の本があるので、大変興味深く読んだ。
当たり前のことだが仕事が優先なので、本は余暇に読むので(仕事の調べものは別)、読みたい本が増えるばかりで読書が追いついていないのだが、床が抜けるくらい本を所有してみたいとこの本を読んで思いを強くした一冊。中々面白い。
「探検家の憂鬱」角幡唯介。文春文庫。
探検家でありノンフィクションライターの筆者のエッセイ集。
この人の作品は全て破格に面白く、多分全て持っている。
自分では探検に行けない私は、こうした作家の話でもって探検心を押さえつけるほかない。