読書日記「百年の孤独」
私は朝は弱いが、できる限り仕事は前倒しにして、準備書面は提出期限までには出来上がっていて、事務員に余裕をもって指示を出して、期限まで提出を待っていたりするのだが、時には依頼者から資料が来るのが遅れて期限を過ぎたりすることがある。
相手方弁護士などで、いつも書面が前日の深夜とかという人がいるが、どこかで前倒しにしないと、いつまでも仕事に追いまくられることになる。
所長である私は、当然のことながら事務所で一番多忙であるが、それが出来るのは予定を先まで俯瞰して、どこで何が出来るかを考えて、その予定を常時組み替えて見直しているからである。
事務所で休憩をしない訳ではないが、休憩中も事件のことを考えながら葉巻を吸ったり、葉巻を吸いながら資料を読んだりしている。
仕事をしている間は必死にしないといけないのである。
仕事が後ろ倒しになっている人がどういう仕事のやり方をしているかを見ていると、余裕がないといいながらSNSには投稿していたり、ぼけっとネットを見ていたり、ゆったりコーヒーを呑んだり、仕事が詰まっている割に土日はゆっくり休んでいたりする。
私の知っている裁判官は物凄く記録を読んでいるが、早朝に起きて記録を読み込んでいるのである。やはり、陰の努力がある訳である。
陰の努力もせず、仕事に追いまくられているようでは、単なるサボりと言われても仕方があるまいと思うのである。
以上です。