読書日記「百年の孤独」
事務所に置いてある書籍を見て、相談者や依頼者から、「全部読まれたんですか」とたまに聞かれることがある。
答えは「読んでません」である。
一般的に法律事務所であれば揃えておくべき基本的な文献は購入して、必要な時に参照する。
法律が改正された時には、改正の解説書を購入し、基本的なところは押さえるので、これは読んでいる。
事件を進める中で調べ物が出てきて、参考となる、あるいはなりそうな本を複数購入する。これも必要な箇所のみ読む。
あくまで調査のために読むので、全部は読んでいない。
雑誌についても、自保ジャーナル、判例タイムズ、判例時報、季刊刑事弁護、消費者法ニュース程度は購入しているが、目次を見てやっている事件で参考になりそうな記事や判決には目を通す。
立花隆であれば全て読めるかもしれないが、基本的には調査用である。