読書日記「百年の孤独」
弁護士も人気商売というところがあるので(中には手弁当でする仕事も多々あるので純粋に商売ともいえないところがあるが、依頼者がいないと仕事として成り立たない)、見聞きするところでは色々と営業活動をしているようである。
ホームページはある程度出しているが、自分で作っているのでお金はかかっていない。
それ以外は、ライオンズやロータリーに入ることもしていないし、最近流行の朝食会というのにも入っていない。
異業種同士で集まる会はあるが、これは営業というよりは、単なる飲み会と化している。
たまに、弁護士同士で飲んでいると、他の業界の人と飲みに来ている弁護士と会うことがあるが、依頼者と飲みに行くことなどほとんどない。誘われることはあるが、基本的に行かないでいる。自分はそういうことが出来ないので、そういう弁護士を見ると物凄く稼いでいそうで、まぶしく見えることもしばしばである。
ちまたで営業活動にいそしんで売上を上げている同業種を見ると、単に「すごいなあ」と思うだけである。
こんなことではいかんとも思うが、営業活動に向いていないので仕方が無いと諦めている。
世間の耳目を引く事件を引き受けて、テレビにどしどし出ようと思えば出られなくもないが、それもあまり好きではなく、やはり、被害者の声を世間に伝えたいので、出来るだけ黒子になろうという気でいる。
最終的には、一つ一つの事件を丹念に解決していくのがもっともよいことであると考える今日この頃である。