読書日記「百年の孤独」
2月2日の日経新聞朝刊で、表題の記事が掲載されていたので、興味深く読んだ。
自宅では読売新聞なのだが、時々、通勤時に違う新聞も購入して読んでいるのである。
日本の将来の人口不足問題は深刻であり、都市部に人口が流出してしまえば、消える地方都市も出てきうるのである。
そのような中、香川県では大学卒業後地元に戻って就職をすれば、奨学金の一部を免除する制度を導入しているということであった。国もこうした制度の導入を促しているらしい。
この奨学金制度で都市部の大学に行き、香川県に戻った方の話も掲載されていた。
読んでいて思ったのは、制度としては素晴らしいということ。ただ、これで一部に人口が戻ったとしても、日本の総人口の減少問題の解決にはならないということ。
あとは、何年香川県で働けば免除されるのかという要件との兼ね合いで、ある程度働いて出ていった場合どうなるのかということが疑問に思った。そこまでは書いていなかったが。
私が住んでいる滋賀県は人口が増加していたはずであるが、そろそろ大阪・京都への通勤圏として土地も足りなくなってくれば、ベッドタウンとして人口増加は止まるかもしれない。
中々悩ましい問題である。