読書日記「百年の孤独」
少し前に読んだ本の中で、清水ミチコさんが、「あんまり早く来るのも相手先にとって迷惑である」と力説していた。
清水さんによれば、自宅に人を招いた時に、相手の家ではまだ片付けが出来ていないかもしれないし、化粧をしていないこともあるかもしれないから、早く着いても時間をつぶして少し前に行くべきというというようなことだったと思う。
三谷幸喜さんが相手方なのだが、彼は早く着きすぎる人だというようなことに対するダメだしだったように思う。
私はどちらかというと早く着きすぎる人なので、時間を潰していることもあるが、早めに行って、相手が空いていたら早くお互い用事が済むだろう、と考えて早めに行くこともあったが、この本を読んで反省した。
確かに、依頼者でもものすごく早く来られる人もいる。遅刻するよりは相当いいのだが、場合によれば前の来客が終わっておらず待ってもらうこともあるし、我々弁護士には守秘義務があるため、双方の来客室が埋まっている場合には、事務所内で待ってもらうのも困ることがある。
来客を入れる際にも、若干時間のズレが出来るように配慮して入れるのだが、前の人が遅刻する人で、次の人がものすごく早く来る人だったりすると、時間が完全にかぶってしまうのである(私のせいでもなんでもないのだが)。
やはり5~10分前が妥当な時間というところなのであろう。