読書日記「百年の孤独」
法律相談に来られて、説明をひととおりした上で、方針が決められないので、先生が決めてください、といわれることがある。
あるいは、一族で来られていて、目の前で方針について議論をされ出して、私にどう思うか聞いてこられることがある。
私としては、出来る手続とその見通しを説明した上で、最後は依頼者が決めてください、というほかない。
離婚した方がよいかと聞かれれば、それはあなたが決めることですとしかいえない。
離婚事件だけではないが、方針を決めてからまた来てください、と説明をしても、また来られて、前と同じ話を堂々巡りということがたまにある。
私は方針は決められません。依頼するかしないかも、私には決められません。
依頼者がどうしたいかが一番大事である。
以上です。