在りし日の小次郎
他の弁護士の仕事のやり方を見聞きしていると、
1、事務所にいる間中、ほぼ集中して仕事をやり続けて、ぱっと切り上げるタイプ
2、事務所には長々といるが、ダラダラと仕事をし続けていて、あまり能率が上がらないタイプ
大きく分けると、2つのいずれかであろうかと思う。
2は、長いこと仕事をしているようであるが、ダラダラしている時間も長いので、仕事が何も出来上がっていないことも多い。
1はその逆で、仕事をしている時間は短いが、集中してしているので、仕事がぱっと出来上がる。
私はずっと1でやってきたつもりなので、物凄く忙しかった時、遅くまで毎日仕事をしていたら、ワーキングハイのような状態になり、倒れた。今まで、2回倒れている。
2の人はそもそもダラダラしているので、ワーキングハイという状態はないであろう。
遅くまで仕事をしていたら、「偉い」などといわれるこの業界であるが、それは違うだろう、どれだけの仕事をしているかであろう、と思うのである。