在りし日の小次郎
昨年のことだが、夏の時期には天橋立で京都弁護士会の行事で、「北部会員を囲む懇談会」がある。
北部地域で事務所を構えておられる会員と、役員や関連委員会の代表が北部に行き、北部の状況を聞いたり、距離的なこともあり、あまり会に来られることのない北部の会員の意見などを聞く会である。
私も法律相談センターの委員長と、犯罪被害支援委員会の委員を兼任で出席してきた。
私はこういう会合の相部屋が苦手で(ものすごいイビキをかく人と同室になったりすると寝られない)、最近は追加料金を支払い単独部屋にしてもらっていたのだが、今回泊まるホテルはそれなりのグレードであったので高いため、他のホテルをネットで予約して泊まることにした。
このホテル、門限が23時といわれ、かつ、私の部屋で数名で飲もうとしたら「宿泊客以外入館禁止」というにべのない対応であった。部屋もお世辞にも綺麗とはいえないし、広くもない。
あらかじめて戻る時間と戻る前に連絡をしておけば、入り口を開けてくれるというので、0時までには戻ると伝言して皆の泊まっているホテルで談笑し、23時45分くらいにホテルに戻ったのだが、電話をしても誰も出ず、インターホンをならしても誰も出ない。
このホテルは本館の別館のような扱いであったので、てくてく歩いて本館の方に行き、事情を話すと平謝りをされて本館からそこへ電話を入れてもらうことになつた。
しばらくして相手が電話に出たので、ドアを開けるよう厳しく指示をする本館の職員。
ドアが開いたというので戻り、受付の人に文句を一応言ったが、「外に出てたもんで」との返事。
何でホテルマンが外に出てるのか、また、私はその頃に戻ると言っていたではないかと頭に来たが、このような男に何を言っても仕方がないであろう。もし、本館がないホテルであれば、私は締め出しをくらっていたわけである。
あのホテルに泊まることは二度とないであろうし、ネットで予約したサイトに苦情を入れようかと思っているし、どこのホテルかと聞かれれば、ブログ上では書かないが、普通に話はするので、私から話を聞いた人もそのホテルには泊まらないであろう。
こうして、ある意味地道ではあるが、口コミで客足が遠のくということもあるということを理解して欲しいものである。
ぷんすか。
以上である。