在りし日の小次郎
私も自慢してしまうことはあるが、自慢話というのは、度を超えると、聞いている人もしらけてしまうものであり、ある程度のところまでで押さえないといけない。
自慢話だが、起承転結があってオチがあると聞いている方もおもしろいだろうが、単に自分がこれだけ出来るとか、相手方がこれだけダメだったというような話は、聞いている方もあまりいい気はしないであろう。
もちろん、聞き手にもよるところがある。若手弁護士や修習生からすれば、ベテランや中堅弁護士の自慢話は、聞いていて勉強になるであろう。
聞き手によって話の中身を変えるというのも、また話術の一つだろうと思うのである。