在りし日の小次郎
先日、雨の日が続いた後、自転車のサドルをよく拭いて自転車に乗って通勤したところ、駅についた頃には、ズボンのお尻がぐっしょりと濡れていた。金田一耕助シリーズで、よく衣類が血でぐっしょりと濡れていたという表現があるが、まさに同じ状態であった。ただし、雨水でだが。
私のサドルを駅の自転車置き場で強く押してみると、革製のせいか、雨水がしみこんでいたようである。一応、屋根があるところに置いてあるが、完全に囲われている訳ではないので、風が強く雨が吹き込んできたような場合には、サドルまで濡れるのである。
朝からスボンのお尻がぐっしょりと濡れていても、弁護士は仕事に行かないといけないのである。着替えに帰っている暇はなく、濡れたまま事務所の椅子に座り、テンションが低い状態で仕事に向かった私であった。
週末には、サドルカバーを買いに行こうと思っている。
以上です。