在りし日の小次郎
分からないからといって、最近はすぐにメーリングリストなどで情報や手順、やり方を聞く若手弁護士がいる。
分からないまま適当にやって失敗するよりもいいのだが、そんなん自分で調べたらすぐわかるやろということを、余りに安易にメーリングリストなどで聞いていると、「こいつは、調べもせんと、すぐに聞きよるバカモノである。仕事が出来ないんだろうな。」という印象を与えてしまう。
自分で調べたことは身になるが、簡単に聞いたことは、身になりにくいという気もする。
何回か書いたが、新人のうちは、仕事がしんどいのは当たり前である。
たとえていえば、私が10分で出来ることが、新人は3時間4時間かかるかもしれない。
しかし、そこで手を抜いてしまうと、ダメ弁護士のまま一生を終えることになる。
調べずに適当にするのが最もダメだが、安易に聞き過ぎるというのもこれまたダメで、ある程度自分で調べて、それでも分からないことを聞く、あるいは、調べたけど、自信がないのでこれでいいのだろうかと聞くのが礼儀でもある。
若手弁護士には頑張っていただきたい。
私も若手のちょっと上の方のつもりですが。。。
以上です。