在りし日の小次郎
私が宴会で私が気をつけていることは、いろんな人に話をしてもらいたいということである。
1人で話しまくる人もいるし(ベテランで、逆にその人の話を聞くことがためになったり、年長であるから、その人の話を聞くことが礼儀の場合は除く)、なんにでも絡んできて、元々の人の話がなんだったか分からないようになることもある。
私のボスも自然とそういう風にされていたし、今もそうである。
宴会というのは自分1人で楽しむものではなく、その場にいる皆が楽しいようにするべきものだと思うからである。
特に、新人弁護士などがあまり出しゃばって、何の話にでも絡んできて話を壊すというのは、どうなのかと思うところがある。
それが許される人もいるが、そういう人は他人との距離感を保つのがうまく、ある程度出しゃばってもそれが逆に魅力になるという人である。
宴会でお酒が入ったからといって、はしゃぎすぎると弁護士は怖いので、冷静に「こいつはこういうヤツだな」とみられているということも考えておいた方がいいと思うのである。