在りし日の小次郎
私のところの小次郎(パピヨン)は、少し前から、何かに驚いて突然ダッシュるするようになっていた。
虫でも飛んでいて驚いているのか、あるいは、犬には人間には見えないような、聞こえないような何かを感じているのかと思っていた。
しかし、少し前に私は見た。
小次郎が、自分のオナラに驚いて走り出す姿を・・・。
それ以来、静かな夜には、小次郎のオナラの音がしたと思うと、ダダダッと走り去り、自分の後方を怪しいという顔で見ている小次郎の姿を何度も見いだすこととなった。
たまに、私の方を見て、「何かした?」という顔をしていることもある。
私にしてみたら、いい濡れ衣である。
尾籠な話で恐縮です。
以上です。