在りし日の小次郎
最近、若手弁護士の中に不思議な人たちがいると思っている。
周辺から漏れ聞くところでは、そうした傾向は一般的にあるらしい。
1、批判されるとものすごく怒る。これは、アホにアホというと本当に怒るのと同じなのだろうか。
2、自分が間違っていることを決して認めない。根拠薄弱で、自分のことを正しいと思っている。あるいは、そういうフリをしている。
1と2は、自分に自信がないからであろうか。
3、書面が意味不明である。正直何を書いているか分からないことがある。
4、事件の筋が見えておらず、訳のわからないことを平気で言ってくる。裁判官もこちらも、「ハ?」となることがある。
5、常識が欠落している。
ゆとり教育で、あまり競争させられなかったせいであろうか。自分はそこそこの力があると信じてしまっているのか。5はちょっと違うか。
あるいは、世間に流布している漫画の中の主人公のように、自分は何かすごい力を秘めていると思っているのであろうか。
でも、どこかで自分の出来の悪さはわかっていて、そこを指摘されるとものすごく怒るんだろうか。
本当に自分が正しい人は、そんなに怒らないものである。
とても不可思議である。
オチはないが、以上です。