ツルツルの裏紙はやめて

中隆志

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 事務所では私の指示メモは裏紙に書いてクリップで留めて事務員が処理をする箱に入れて、随時事務員がそれを取りに来て処理をすることになっている。他の弁護士も同様である。
 いちいち事務員の手を止めて口頭で指示を出すと、事務員の手を止めるからである。
 また、記録の後ろにまとめて入れておくと、「言った、言わない」でもめることもない。
 こう指示したやんか、と私が言っても、事務員から、メモを出されて、「先生こう書いてはります」といわれて、ギャフンとなることになる。

 先日、出張から遅くに帰ってきて、出張の間溜まった分の処理をしていたのであるが、そのときに、ポスターなども裏紙にしていて、ツルツルのものが何枚かに一枚出てくるのである。
 ボールペンなら書けるが、私は万年筆で指示を出すので、ツルツルの裏紙ではインクが乗らず、書けないのである。
 しかも、裁断するときに折っているので、何枚かに一枚つるつるの裏紙が出てきて、出張帰りということもあり、きいいいいとなっていたのである。
 そのときの私の指示メモ。
 ツルツルの裏紙はやめてください。
 もちろん、この指示はツルツルではない裏紙に書いたのだが。
 以上です。

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