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コラム

遅刻

2013年12月25日

コラムカテゴリ:法律関連

 遅刻が嫌いなことは前にも書いた。1分の遅刻を60回すれば1時間遅刻したことと同じであるし、5分遅刻して、10人を待たせたら50分遅刻したことと同じであるからである。
  公共交通機関の遅れ等やむを得ないことはあるが、心がけだけでしない遅刻も多々ある。

私は現在、京都弁護士会の法律相談センターの委員長をしているのだが(他にも法曹人口問題を考えるPTの座長もしていて、委員長が2つである。2つ委員長をしているのは、あまり他に話を聞かない・・・)、法律相談の遅刻というのは、各弁護士が考えている以上に問題である。
  先日も行政の担当者から、委員長である私がおしかりを受け、丁重に謝罪することがあった。
 行政の担当者からすれば、遅刻なんて考えられないだろうし、ビジネスマンの世界で遅刻したら、それだけで仕事から外されるということもあるだろう。
法律相談の遅刻は、その担当弁護士に対する信頼を下げるだけではなく、京都弁護士会が行政から委託を受けてしている場合には、行政への信頼、市民への弁護士全体の信頼も損ねることになる。
 遅刻があるとファックスが送られてきて、私はそれを見てまたげんなりするのである。
ちなみに、私は18年間、法律相談で遅刻をしたことはない。
  心がけなのである。

この記事を書いたプロ

中隆志

被害者救済に取り組む法律のプロ

中隆志(中隆志法律事務所)

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