在りし日の小次郎
弁護士の仕事で地味な作業だが重要な作業の一つとしてカルテの読み込みがある。
ある程度時間が取れないと出来ない。
交通事故で後遺症が問題になったり、医療ミスが問題となる事案だと、カルテのチェックは必要不可欠である。
電子カルテ化されているが、電子カルテは通常のカルテよりも量が膨大になる傾向に有り、もちろん読まなくてもいい部分も多いが、量の膨大さに呆然として、時間がまとまらないと取りかかれないことがある。
段ボールに入ったカルテを開封するまでの心の準備が必要である。読み込みを始めたら、一気にやらないと、中身を忘れてしまいがちだからである。
弁護士の仕事は地味なものが多い。地味な作業の積み重ねの結果、書面化すると数枚ということもある。