在りし日の小次郎
グリーン車に乗っていると、通路を挟んだイスに座った男性が、グフグフと笑い続けている。
自分で撮影したビデオを見てずっと低い声で笑っている。
正直、気持ち悪い。
その席の前に居た会社社長風のダンディな男性も、トイレに行く際、自分の後ろをさりげなく見ていた。
私は飲み物を買いたかったのであるが、その男性が薄気味悪いのか、車内販売の女性は、「飲み物はいかがですか」といいながら物凄いスピードでその男性の横だけスピードを上げて通り過ぎてしまったので、その勢いで私の横も通り過ぎて行ってしまったため、飲み物が買えなかった。
ものすごく喉が渇いていた訳でもなく、京都までもう少しだったので、そのまま買わずに済ませたが、気持ちの悪い人だった。
特にオチはないが、そのおかげでゆっくり眠ることも出来なかった。
以上です。