在りし日の小次郎
事務所に帰るのにタクシーに乗ったところ、その運転手さんがコミカルだった。
「左オッケー」とか、「御池から寺町にノンストップで入れた。やった。」とか、私が、そこに横断歩道があるので、そのあたりで(停めてください)。というと、「横断歩道、あります!あります!」(知ってますという意味だろう)との受け答え。
動きがコミカルで、思ったことをそのまま言うので、何となく楽しく、ほのぼのとした気持ちにさせられた。
その日は気分があまりいい日とはいえなかったのだが、何となくその運転手さんのおかげで、気持ちがラクになった。
きっと、普段も周囲の人をほのぼのとさせていることだろう。
滋賀県であったサッカー大会に、名古屋の自宅から「忘れたらいけないから」といってスパイクを履いて、ベンチコートの下にユニフォームを着て新幹線に乗ってやったきたM君にやや通じるところがある。